ナカムラトヲルは宮城県に生まれ、東京を中心に活動するアーティストです。
Independent Tokyo 2021にてタグボート特別賞と審査員特別賞をダブル受賞。
アパレルとのコラボや企業へのグラフィック提供も行うなど、近年目覚ましい活躍を遂げています。
ただポップなだけではないグラフィカルな表現が人気の代表作【Fake face】シリーズをはじめとした、いまの空気を反映する作品群をご紹介します。
ナカムラトヲル Toru Nakamura |
本当の自分の顔
木製パネルにアクリル/スプレー, 80.3x 130.3 x3cm, 2023
SOLD OUT
インターネット上で数々のSNSを使い分け、コミュニティによって様々にキャラクターを変えていく自分。
直接人と会うことなくコミュニケーションをとるうちに、複数の自分の顔が生まれ、使い分けるようになります。
そんなとき、誰しも一度は考えたことのある、「本当の自分の顔とは?」という思いをテーマにしている【Fake face】シリーズ。
少し毒のある風刺を盛り込んだ作品は、まさに「今」の空気を表しているのです。
木製パネルにアクリル/スプレー, 91x 91 x2.7cm, 2022
木製パネルにアクリル/スプレー, 91x 91 x2.7cm, 2022
どこまでも自由な発想で描く
木製パネルにアクリル/スプレー, 72.7x 53 cm, 2021
SOLD OUT
頭の中には常にアイディアが渦巻いているというナカムラトヲル。
その描き方は自由自在で、独学ならではのルールに捉われない発想が魅力です。
ポップとアブストラクトなど様々な要素を盛り込み、カラフルな色が展開される画面は、見るたびに新たな感覚を呼び起こします。
木製パネルにアクリル/スプレー, 74.7x 74.7 x1.9cm, 2023
木製パネルにアクリル/スプレー, 65.2x 50 x2.3cm, 2022
心の内面を見つめる
木製パネルにアクリル/スプレー, 80.3x 130.3 x3cm, 2023年
どんな人間の中にも存在する、相反する内面・外面。
作家がその内面に着目した【INSIDE】シリーズでは「内面に抱えた欲望や感情、言葉、それぞれの人生で積み重ねられていく思考や変化という自身の内なる世界」が描かれています。
ポップな色使いで抽象的かつ曖昧な世界を表現した世界に浮かぶ「目」は、私たちの心の中にある目として表現されており、
作品を通して自分自身の内面を見つめ、向き合うというテーマも込められているのです。
木製パネルにアクリル/スプレー, 80.3x 130.3 x3cm, 2023年
木製パネルにアクリル, 60.8x 91 x2.7cm, 2022
ナカムラトヲル Toru Nakamura |
宮城県仙台市生まれ。
30歳から独学で絵を描き始める。
東京を中心に活動しアパレルとのコラボや企業へのグラフィック提供も行っている。
自身の作風のベースである抽象性とカラフルなポップ性の要素を画面上でMIXしストリート感や馴染みのあるカートゥーンなどのアイコン要素を引用し、ただポップなだけじゃないグラフィカルなスタイルで作品を制作している。
2020台北Contemporary Art Salon2020
2020 independent
2021 阿佐ヶ谷tremolo_cube 個展
2021 independent
2022 IndependentTokyo2021Selection
2022 アート 解放区
2022 art fair GINZA
2022 石川ギャラリー グループ展【EMOTION】
2022 渋谷スクランブルスクエア 【synesthesia】
2022 art fair HAKATA
2022 NICK WHIET MIXUP#02
2023 渋谷パルコ 3lftn apartment 個展
2023 銀座アールグロリュー 2人展
2023 tagboat art fair2023