アートディーラー三井一弘氏の特別講座&アーティストトークショー
ゲストアーティスト:西川美穂・清水智裕・カワヲワタル
2019年9月12日(木)19:00〜21:00
(18:30開場)
場所:DMM本社 24階の会議スペース
住所:〒106-6224 東京都港区六本木三丁目2番1号 住友不動産六本木グランドタワー
DMMグループ総合受付24階
*当日は、オフィス内に設置されている、チームラボによるデジタルアート作品「動物が住まうオフィス」がご覧になれます。
DMMオンラインサロン「tagboat premium」では、会員の皆様と一般のアートファンの皆様に向けてセミナーを開催致します。
6月から、セミナーを毎月開催しており、タグボートイチ押しのアーティストをピックアップ、皆様にご紹介していきます。
第7回の現代アート徹底研究講座では、ゲスト講師としてアートディーラーの三井一弘氏をお招きし、特別講座を開催致します。
三井一弘氏はギャラリーや契約作家を持たないプライベートアートディーラーとして活躍する傍ら、幅広い知識と実績を元に解説者としての顔も持っています。
後半のアーティストトークでは、銀座・阪急メンズ東京tagboatにて個展開催予定の清水 智裕(11月15日(金)‐12月19日(木))、又吉直樹の芥川賞受賞作「火花」の装丁画を描いた西川美穂、そしてシンプルな線でなまめかしい日本画を制作するカワヲワタルの3名をゲストに迎え、作品や制作について、三井氏と弊社代表の徳光が徹底的にインタビュー。思わぬ裏話も聞けるかもしれません。また、当日はゲスト作家の作品実物を見たり、作家と直接話す機会もあります。
参加費は1人1,000円。
オンラインサロン会員の方は無料でご参加いただけます。
アートファンの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
お申込みはこちらのフォームから
https://fs224.formasp.jp/h662/form7/
どうぞよろしくお願いいたします。
◇講師プロフィール
ゲスト講師:三井一弘
アートディーラー。ミツイ・ファイン・アーツ 代表、水野学園 理事。
1970年横浜生まれ。米国NBS Chapman University校卒業。国内にて現代美術アーティストとして活動した後、アートディーラーに転身。
美術界で世界的権威を持つ画廊・ウィルデンスタイン(NY)の東京店にて、イタリア・ルネサンス絵画や印象派、現代美術、版画、写真、プリミティブ・アート(原始美術)など、多岐にわたって取り扱う。
2016年に独立し、現在は、古典美術から現代アート作品までコレクターに紹介するかたわら、アートに興味を持つ初心者向けに、現代アートとアート市場についてセミナーで講演するなど、精力的に活動。斬新な切り口によるわかりやすい解説が注目を集めている。
徳光 健治
株式会社タグボート 代表取締役
総合商社、外資系コンサルティングファーム、モバイルコンテンツ会社を経て、アジア最大級の現代アートのオンライン販売「@Gallery TAGBOAT」の運営に従事。日本の現代アート市場拡大のため、一般の方にも気軽に買える機会を作るべく奮闘中。特に若手アーティストがプロとして活躍できる環境作りに力を入れている。
◇ゲストアーティスト プロフィール
◆清水 智裕(しみず ともひろ)
1977年岩手県出身。2008年東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。2008~2010年「ワンダーシード」に連続入選し、注目を集める。Independent TOKYO2016グランプリ受賞。近年、台北における個展、香港、シンガポール、ニューヨークでの展示参加など、国内外で精力的に活動中。その作品は、考え抜かれた構図と緻密な描写、少しの毒気とユーモアを感じさせる人物が特徴的。遠い記憶が呼び起こされるような、どこかにあるようでどこにもない情景と、そこに息づく人の存在。劇的で静か、見る人を奥へ奥へと誘うような、世界観に魅了されます。
◆西川 美穂(にしかわ みほ)
1989年栃木県出身。2013年多摩美術大学大学院博士前期課程美術研究科絵画専攻油画研究領域修了。2011年ARTBOX大賞受賞、2014年損保ジャパン美術賞FACE2014入選。生まれて初めて描いた装丁画、又吉直樹の「火花」が2015年芥川賞を受賞。一躍脚光を浴びた西川ですが、装丁画のイメージに引きづられないよう独自の価値観と主題を持ち、着実に実績を積んでいます。その作品は、“見えるモノとみえないモノ”をコンセプトに油絵、水彩画共にユーモラス。また、画面にはそこはかとなく、何かの気配が感じられ、不思議な奥行きがあります。又吉の感性にも響いた西川作品、今後の活躍がますます期待されます。
◆カワヲワタル(かわをわたる)
1982年青森県生まれ。2012年多摩美術大学造形表現学部(夜間)造形学科卒業。2016年、2017年堂島リバーアワード入選。日本画の技法にて、女性を、シンプルな線でなまめかしく描画します。その作品からは、まるで描かれた人物の内面の蠢きが伝わるかのよう。また、モチーフに絡みつくような糸は、内面を露わにする動脈と静脈のようにも見え、一度見たら忘れられないインパクトがあります。ミステリアスな作品を制作するカワヲワタルにご注目ください。