タグボートでは昨日16時から全作品10％オフのプライベートセールを開始し、初日から好調だ。

セールは2023年 9月1日(金) 23時59分までなので、チャンスがあればこの機会に購入するのがお得だ。

さて、とはいうもののタグボートの20,000点を超えるアート作品の中から、お気に入りの1点を選ぶのはなかなか至難の業だ。

今回は、タグボート代表の徳光の独自視点で「今が買い」のアート作品を厳選して10点をご紹介したいと思う。

１）ダミアン・ハースト　「Fruitful (Small)」　¥ 385,000

世界を代表するアーティストの一人である。2008年のリーマンショックの前日にサザビーズのオークションで合計210億円の売上を記録したのは有名な話だ。その後も不況の影響をものともせず、作家としてのバリューを上げ続けるダミアン・ハーストの作品のうち、特徴的なものを選んでみた。

この作品は、ミラノのプラダ財団とのコラボレーションにより、セイブ・ザ・チルドレンのキャンペーン「Riscriviamo il Futuro（未来を書き直そう）」の資金集めのために、新たに制作した4枚の限定版画のひとつ。新型コロナウィルスによる学校閉鎖の影響を受けた、恵まれない環境にあるイタリアの子供たちを支援することを目的としている。

２）星山耕太郎　「Beholder」　¥ 385,000

常に展覧会で完売となるアーティストであり、オークションでも人気となっている。

作品に漫画のコマ割りを取り入れ、多様なメディアから学んだ様々な表現手法を、コマ毎に描き分ける独自のスタイルだ。

３）塩田千春　「No Title 5」¥ 624,800

改めて説明するまでもなく、ベネチアビエンナーレの日本代表アーティストであり、世界中の展覧会に参加し、高く評価されている。

「生と死」、「存在とは何か」といったテーマを追求したインスタレーション作品で有名。

４）草間彌生　「Infinity Nets カップ3色セット」　¥ 825,000

言わずと知れた草間彌生の有名なカップ＆ソーサーで、しかも限定５００のうちエディション番号がなんと「１番」というのが超がつくほど貴重な品である。

５）井口エリー　「Little cats #14」　¥ 34,100

テレビ番組でも数多く紹介された井口エリーのアニマルヒールの作品の中で買いやすいミニチュア版を選んだ。

女性の象徴であるハイヒールの部分に動物の脚をつけることで、男性社会へのけん制と平等な社会へのメッセージを残している。

６）さいあくなな　MY GUITAR IS HEAVEN (僕だけのもの)　　¥ 994,620

岡本太郎賞でその度肝を抜くインスタレーション作品でグランプリを獲得後、英国に移住。現在も日本と行き来しながら精力的に作品を制作しているが、最近はオークション市場でも価格が爆発し、10倍近いくらいの価格まで上がっている。

７）大山エンリコイサム　FFIGURATI #50　¥ 109,450

エアロゾル・ライティングのヴィジュアルを再解釈したモティーフ「クイックターン・ストラクチャー」を起点にメディアを横断する表現を展開しているアーティスト。最近は常に展覧会では完売。セカンダリー市場でも好調である。

８）佐藤しな　「いつだってキラキラで」　¥ 68,200

平成女子の周囲にある様々なものを一切トレースなどをせずにコツコツと詳細に筆を走らせ、一つ一つのモチーフを一から画面上に生み出すアーティスト。消費社会における退廃的なイメージを纏う異色のアーティストだ。

９）ミスター・ブレインウォッシュ

「Love Splash」

¥ 566,500

「バンクシーにプロデュースされたストリート・アーティスト」として知られる。著名なアーティストをアイコンにしたアート作品で知られている。2009年にマドンナは自身のアルバム『セレブレーション』のカバーアートを制作した。

１０）ナカムラトヲル　「INSIDE」　¥ 200,508　

「ART FAIR GINZA 2023 tagboat x MITSUKOSHI」特設サイト

https://www.tagboat.com/artevent/artfair_GINZA/

公式サイト「ART FAIR GINZA」

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