タグボートでは１年に２つのアートフェアを開催している。Independent TokyoとTAGBOAT ART FAIRだ。

その中でもあと３週間後に開催されるIndependent Tokyoは、これからの活躍が期待できる若手アーティストがブース出展して作品を展示販売するイベントである。

出展者約１７０名に対してギャラリスト審査員が３０名。各出展者のスカウト合戦が繰り広げられると同時に、作品をコレクターに販売する場でもある。

さて、緊急事態宣言下でオリンピックが無観客で開催される中、タグボートが敢えてこのようなリアルのイベントにこだわるのには理由がある。

タグボートはオンラインでの販売をメインの事業としているように思われるのだが、実はリアルの展覧会もオンラインに負けず劣らず様々な場所で開催しているのだ。

その中で見えてくる敢えてリアルイベントを開催するメリットは以下の２点である。

１）バーチャルでは作品の持つ魅力は伝わらない

２）作品だけでなく作家のキャラクターも重要

１．バーチャルでは作品の持つ魅力は伝わらない

オンラインを主戦場としているタグボートだからこそ断言できるだが、オンラインとはアート作品の情報が集まる場所なのである。

集まるのはあくまで作品の情報であって、リアルの作品を代替できるものではない。

つまり、オンラインにおける作品とは、PCで20×30㎝くらい、スマホだとその4分の1の10㎝×15㎝の狭小画面に映し出される画像イメージであり、それだけでアートを楽しむことは難しいし、画面だけを見て作品に感動することはないのだ。

スポーツや音楽のライブだと、最前列の特等席を除いてはテレビやネットで見た方が間近に感じることもあるのだが、アートだけはリアルで見るほうが圧倒的にインパクトが強い。

従い、オンラインギャラリーのタグボートが推奨することは、リアルでも作品を間近に感じてほしいということだ。

もちろんリアルで鑑賞する質と量が重要なのは言うまでもなく、その中でご自身が気に入ったものがあればその場で買えばよいし、買わなくても観た後ではネットで情報が集めやすくなるだろう。

つまり、一度自分の目に焼き付いている作品は情報として整理しやすいので、実物鑑賞とネットでの検索は交互に行うことでよい作品と巡り合う可能性も高まるのだ。

２．作品だけでなく作家のキャラクターも重要

アートを選ぶにあたり作品をリアルで見ることは重要であるが、それと同じくらい作っている作家自身のキャラクターを知ることは重要である。

やっぱり購入者はアーティストの成長を期待するし、その作家の成長が作品の価値向上に直接つながるので、作家自身がどんなキャラクターであるかどうかを見極める必要がある。

一般的には、社会に対するアンテナを常に張ってて、コミュニケーション力が高く、最後まであきらめない忍耐力のあるアーティストが成功する確率が高いと言われている。

さらには、購入者もアーティストが持つ野心や向上心という部分もチェックした上で作品を購入することは失敗しないアートを買う上で重要だ。

さて、作家本人と会うことができるチャンスは、その作家の個展初日のオープニングがタイミングとしてはベストであるが、毎回展覧会の初日にスケジュールを合わせるのは働いている人にとっては至難の業である。

そういった意味で来月開催されるIndependent Tokyoは一気に170名のアーティストと直接会える大きなチャンスなのである。

現地で作品を見る中で面白そうな作品を見つけたら、ぜひ出展しているアーティストに直接話しかけてほしいと思う。

そこで作家の世界観やコンセプトを詳しく聞くことができるのだ。

また、Independent Tokyoでは、プロのギャラリスト審査員30名が推奨する作品には「いいね」シールが貼られるので、どのギャラリストがどの作品を気に入ったかが一目瞭然のシステムとなっている。

さらには過去、Independent Tokyoに出展していたタグボートの取り扱いアーティスト６名もタグボート・ブースに出品しているので、そこでは現地でもネットでも購入が可能だ。

ネットだけの情報に頼らずに、是非この機会に本物のアートと出会うことで皆様の作品コレクションに新しい作品を加えて頂ければ幸いである。

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Independent Tokyo 2021のご招待券お申込みは以下のお申し込みフォームをクリックしてください。 入力後に送信して頂けるとメールアドレス宛に、二日間の入場が無料となるご招待券が届きます。

※お申し込みされたご本人様のみ有効です。
※小学生以下のお子様は無料のためお申込みは不要です。

こちらのお申し込みフォームのURLは友達やお知り合いなどに送っていただけます。 当日は受付で、ご招待券が届いたスマホ画面または、印刷した紙を見せてご入場ください。