4月26日(金)～28日(日)に開催されるtagboat Art Fair。

今年で4回目となり、会場でお買い物をされる顧客の利便性を考慮して、初日はネット決済をやめてレジ決済のみに変わった。

これまでのようなネットのアクセス過多でサーバーが遅くなるストレスは一切なくなることとなった。

お客様の利便性を考慮し、会場内の両階にレジカウンターを設置。クレジットカード、銀行振り込み、PayPayがご利用いただけるので、作品のキャプションを手に取ってレジカウンターに行くだけでよい。

土曜日以降は会場内で各作品のキャプションに記載されたQRコードからダイレクトにお目当ての作品へとアクセスできる。もちろん従来通りオンラインからもご購入可能だ。

オンラインでの購入は初日の会場を閉めて金曜午後10時からスタートすることとなる。

今年の注目アーティスト

タグボートは様々な面で前年よりパワーアップしたアートフェアの開催にこだわっており、今年は特にゲストアーティストを11名招待して、全体を94名の作家の個展体制として新陳代謝を計っている。

特に、イラストレーターとして活躍しているアーティストなど、バラエティー豊かに作家を揃えることに苦心した。

そのゲストアーティストの中でも特に目玉となるのが、Mika Pikazoだ。

Mika Pikazoは日本で最も人気が高いイラストレーターの一人で、X（旧Twitter）のフォロワー数がなんと120万人。

年末年始の「年越しどん兵衛」のCMといえば、思い出す人も多いだろう。

昨年の夏は表参道の東急プラザの入り口全面をMika Pikazoのイラストでジャックしたり、原宿の個展では一カ月間で35,000人の来場者を集めるなど、その圧倒的な存在感で人気を不動のものとしている。

まさに知る人ぞ知る、今をときめく超人気クリエイターがタグボートのアートフェアに出展することとなるのだ。

Mika Pikazoの作品はその「構想力」と「圧倒的な世界観」が魅力である。

映像、音楽、インスタレーションと縦横無尽に創造力を広げて、活動を展開している。

今回、多くのMika Pikazoファンが押し寄せることが予想されるため、めぼしい作品は早い段階で押さえておいたほうがよいだろう。

また、本日のプレスリリースでも発表したが、5月10日からタグボートの人形町のギャラリーでもMika Pikazoの個展が決まっており、「Under Voyger」という壮大なテーマで臨む展覧会は期待が膨らむばかりだ。

もう一人の目玉は「ももえ」だ。

昨年の村上隆主宰のGEISAIで、Kaikai Kikiの奇才「Mr.」による審査員特別賞を受賞後は、Hidari Zingaroで個展を開催してみごとに完売するなど、ここに来て人気が一気に加速している。

ももえの真骨頂は圧倒的な創造性である。支持体であるキャンバスを真っ二つに切って、そこからぐにゃりと糸を垂らすといった不思議な感覚を当たり前のようにあやつりながら、通常のイラスト画家とは全く違う作品を作っている。

今回の展示もその発想力と展開力に圧倒されるのは間違いないだろう。

作品の支持体を自由に使いながら、ユーモア満載な表現をする彼女の創造性には舌を巻くしかない。

まだ大学生である彼女がこれからどんなアーティストになっていくか、期待しかない。

このように、アートとイラストの境界線上にいるアーティストが今回は多く出展することになる。

他にも、澁谷忠臣、手島領、山内駿之介、Itabamoe、NAGMO、リッチマン・フィニアンなど、今回のアートフェアで新しく選出したアーティストは、アートとイラストの境界線にいながら、現代アートのフィールドで作品を発表している。

国内マーケットは、イラストとアートとの間にボーダーを設けることなく、同じカテゴリーとして捉えたほうが全体のトレンドとして合っているだろう。

若い世代にとっては、境界線自体が無意味になっており、イラストレーターが自由に現代アート作品に入ってくることが当たり前になっていくのだ。

さて、tagfboat Art Fairでは、初日のプレビューも含めて、3日間いつでも来場可能なチケットを進呈させて頂く。

VIP PREVIEW TICKET
26-28日の全日ご入場いただけるご招待券です。

⇒申し込みフォーム：https://forms.gle/n9KtD2wj2n3n88pZA

【tagboat ART FAIR 2024】

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