阪急MEN’S TOKYO 7F、タグボートのギャラリー新スペースにて開催中のグループ展「CORE Part 7」(2022年7月1日(金) ~ 7月21日(木)開催)。
今注目のタグボート取扱いアーティスト7名の展示作品をご紹介します。
有村佳奈
有村佳奈は、女子美術大学デザイン学科を卒業後、乙女と世界と生と死と日常をテーマに描き続けています。
夢も、ファンタジーも、狂気も、毒も、頭に浮かび上がったものは全て彼女にとってリアルなものとして昇華されます。そこには、「夢と現実」「嘘と真実」「好きと嫌い」など様々に揺れ動く感情の狭間が映し出され、鮮やかな乙女の世界にちりばめられた少しの毒々しさが、癖になるような作品力を放っています。
「CORE Part7」と同時開催でtagboat ギャラリースペースにて個展「I’m ready.」開催中。
キャンバス・アクリル絵の具, 91x 72.7 x2.5cm, 2022年
キャンバス/アクリル絵の具, 33.3x 24.2 x2cm, 2022年
キャンバス/アクリル絵の具, 41x 31.8 x2cm , 2022年
有村佳奈 Kana Arimura |
青木悠太朗
1988 静岡県静岡市生まれ
2013 東海大学大学院芸術学研究科造型芸術専攻 修了
2011 東海大学教養学部芸術学科美術学課程 卒業
青木悠太朗の作品は一見細い木のフレームを組み合わせたように見
木彫, 21x 21 x7cm, 2016年
木に珪藻土, 65x 51 x10.5cm, 2020年
木彫, 13x 23 x6cm, 2016年
青木悠太朗 Yutaro Aoki |
オオタキヨオ
秋田県立秋田高校卒
東京大学大学院工学系研究科修了
京都大学工学部建築学科卒 秋田県立秋田高校卒
金融機関にてストラクチャード・ファイナンス業務に従事。通貨、論理、システムといった、 仮想的な構造を構築。
現実の3次元の構造・機能を微分し、 モノの持つ構造美・機能美を表現すべく、2018年より制作活動を開始。
ミクストメディア(ポリアミド), 7.5x 7.5 x30cm, 2018年
ミクストメディア (ステンレススチール、ポリアミド), 15x 25 x21cm, 2022年
ミクストメディア (石墨、ポリアミド), 20x 20 x3cm, 2021年
オオタキヨオKiyoo Ota |
木村美帆
2018年 東京藝術大学絵画科油画専攻 卒業
木村美帆が描く車は、
キャンバスにアクリル, 53x 65.2 x2cm, 2022年
キャンバスにアクリル, 22x 27.3 x2cm, 2022年
画用紙にアクリル, 21x 29.7 cm, 2022年
木村 美帆Miho Kimura |
TARTAROS JAPAN
現代美術家・キュレーター
石川県金沢市出身
フィギュア原型師として国内フィギュアメーカー原型を多数制作。プロダクトデザイナーとしてディスクカバーがニューヨークMOMAデザインカタログに登録。40代に瞑想による神秘体験を契機に現代美術を始める。スピリチュアルな視点で歴史文明、偶像崇拝をテーマに紙幣素材の絵画と版画、偶像彫刻、AutomaticPainting、瞑想絵画のシリーズを発表している。
主なキュレーションはVR技術を援用した[VR工芸-今日の神殿]]等。沖縄在住。
Realcamo World AutomaticWAVE 浮世黒船 GDP Top 5 Camouflage
世界100カ国紙幣カモコラージュ.ジークレー.シルクスクリーン, 60.5x 91.5 cm, 2022年
Realcamo World AutomaticWAVE JAPAN五色 GDP Top 5 Camouflage
世界100カ国紙幣カモコラージュ.ジークレー.シルクスクリーン, 60.5x 91.5 cm, 2022年
TARTAROS JAPAN |
徳永博子
1983 長崎県生まれ
2009 東京造形大学美術学部絵画科中退
東京在住
透明なアクリル板を丁寧に削りながら儚く繊細な表情を描き出しま
ミクストメディア/アクリル板、アクリルミラー板、木枠、アルミニウム、ラッカー塗装, 83x 53 x11.5cm, 2021年
アクリル板を削って描画したものを重ねています。/素材:アクリル板、アクリルミラー板、金具、アクリル絵の具、ラッカースプレー, 21x 16 x5.3cm, 2021年
アクリル板、アクリルミラー板、アクリル絵の具、ラッカースプレー、金具, 21x 21 x6.3cm, 2020年
徳永 博子Hiroko Tokunaga |
フルフォード素馨
1988年神奈川県逗子生まれ。
武蔵野美術大学油絵学科(油絵専攻)入学。3年時に版画専攻に転専攻し、2年在籍ののち卒業。
その後すぐイギリスに渡り、UALセントラルセントマーチンMA Fine Artを修了。現在は日本を拠点に、主に平面、ときどき立体の制作を行う。
その時の興味でモチーフも素材も変化するというアーティスト、
パネルに油彩, 41x 31.8 cm, 2020年
天竺に油彩, 33.3x 24.2 x2.5cm, 2021年
天竺に油彩, 18.5x 22.7 x2.5cm, 2021年
フルフォード素馨 Jasmine Fulford |
2022年7月1日(金) ~ 7月21日(木)
営業時間:11:00-20:00
*最終日は17時close
*7/1、2、8、9は11:00-21:00営業 他、館の営業時間に準ずる
入場無料
会場:阪急MEN’S TOKYOタグボート 新スペース(旧:FOX)
〒100-8488 東京都千代田区有楽町2-5-1 阪急MEN’S TOKYO 7F
銀座、阪急MEN’S TOKYO 7F、タグボートのギャラリー新スペースにて、「CORE part7」を開催致します。
COREでは、今注目のアーティストを次々とご紹介していく予定です。COREでは作風やジャンルにとらわれず、現代アートの持つ面白さをダイレクトに受け取っていただけるような作品を中心に選んでおり、見るたびに新しい発見があるでしょう。タグボートの取り扱いアーティストの若手から中堅がそれぞれの個性を生かした展示が、新しい「核」となり、化学反応を起こします。ご期待ください。
CORE Part7では、青木悠太朗、有村佳奈、オオタキヨオ、木村美帆、TARTAROS JAPAN、徳永博子、フルフォード素馨とタグボートでおなじみの人気作家や新人作家を混ぜた展示となります。ぜひ、ご高覧いただければ幸いです。