2019年8月に開催したアートイベント「Independent Tokyo 2019」。出展者の中からタグボートが選出したアーティストは、2019年12年にニューヨークのマンハッタンにあるWhiteBoxのグループ展に参加いたしました。
今回はニューヨークでの展示に参加したアーティストの一人、丹治基浩さんにお話を伺いました。
私にとって初めてのニューヨークでの展示となり、とても刺激的な体験でした。
1週間の滞在期間中は、参加した展示会以外にギャラリー巡りをしていました。チェルシーのギャラリーを展示会参加者の方達と巡り、今後どのような作品を作っていけばいいのかを考えることができるいい機会になりました。
展示会のレセプションでは、お客さんと実際に話をしてたくさんのリアクションをいただいたりと、これまで海外での作品発表の経験もほとんどなかったため、すべてのことが新鮮に感じられました。
その反面、これから海外で発表し続けることを考えると、このままではダメだとも感じました。「作品の力」でお客さんを呼べるぐらいのものをつくらないと、狭い世界で展示しただけで終わってしまいます。
今回展示会に参加したことによって、これから作っていく作品や、展示会において必要なことを再確認することができました。