第15回TAGBOAT AWARDで見事グランプリを受賞された柳早苗さん。
柳さんにアワード応募のきっかけ、参加した感想など、ここでしか聞けないお話を伺いました。
タグボートアワードに応募したきっかけは何ですか?
一言、タイミングです。色んなタイミングが重なった様に思います。
私は、新しい表現手法を追求していました。それが形になり始めていたときにタグボートアワードを目にしました。アプライしやすい様に感じ、挑戦してみようと思いました。
と、同時期に開催していたタグボート主催のアート解放区に参加させて頂きました。
そのこともあり、新しいチャンスと場で表現することを挑戦するタイミングが繋がっていった様に思います。
*アート解放区についてはこちら(開催終了)
http://www.tagboat.com/artevent/kaiho-ku/index.php
グランプリ受賞作品「Au fil du temps / ときを縫う-Moon-」
タグボートアワードに応募することのメリットとは?
まず、応募の門戸が広いことにあると思います。応募の形式もそうですが、条件が多くのアーティストむけに開かれています。そのため若手アーティストのチャンスを掴むことが出来ると思います。入選者の展示開催による二次審査の会場で他のアーティストとの出会いもあります。
そして、受賞者は、副賞として海外展示への参加があることです。受賞で終わらず、次に続く舞台が待っていることにあると思います。
TAGBOAT AWARD入賞者展の様子 *2020年3月撮影
タグボートアワードに応募を検討している人へメッセージをお願いします。
先ほどもお話ししましたが、出会いがあります。たくさんのアーティスト、作品、表現の機会と。
ただ、今年は例年と違い皆さんにとっても特別な年でした。残念はことに副賞である台湾での展示が実現できていません。それは、とても悔しいです。台湾での出会いが待っていたかもしれません。
今年は多くの展示が中止、延期になりました。新しい表現を模索するときなのかもしれません。
タグボートは、現代アートをweb販売しているギャラリーです。
実空間での展示が難しい時も多くの人に作品を見てもらえるチャンスが掴めると思います。
柳 早苗Sanae YANAGI作品ページはこちら |
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