タグボート取り扱いアーティストの皆さんに、インタビューに答えていただきました。
作品制作にまつわるあれこれや、普段は聞けないようなお話などが満載です。
 
毎週更新していきますので、ぜひぜひご覧ください!
 
 
 
 
小さいころから絵を描くのが好きでしたか?
はい。もちろん好きでした。
3才から描き始め、5 才頃からは女の子や動物を描くことが特に好きでした。特にドレスを着た女の子ばかり描いていた記憶があります。
絵を描いている時に無我夢中になる気分は今と全く変わらず幼少の頃を思い出す時があります。
 
 
美術の道に進むことになったキッカケは?
 
中学生の頃にイラストの公募に応募をし、主催者の方に絵を褒められたことが嬉しく、強く絵の勉強をしたいと思った事がきっかけです。
高校生になり絵の予備校に通いながら美大を目指し、この頃から有名な画家になりたいと強く思い始めてました。
第一志望の美大には受からなかったのですが、多摩美の夜間部に決まり、決まったと同時に大学院にも行くと決意していました。浪人はせず夜間部で頑張ろうと大学に引きこもり絵をひたすら描いていました。大学生活は多くの公募展に出展し、グランプリを頂いたりと頑張りが形になり、大学院をも無事に修了する事ができました。
ある日、仕事をしながら絵を描く日々の中、一本の電話がかかりました。ピースの又吉直樹さんの本の装画にあなたの絵を使いたいという電話でした。
大学院の頃、ART BOX 大賞展で大賞を頂き、その大賞の絵とは別の絵を ART BOX で発行している本に載せて頂いた絵が「イマスカ」でした。その本がきっかけで火花の装画として採用されました。ART BOX さんにはとても感謝しています。
 
 
 
 
 
 
 
初めて作品を発表したのはいつ、どんなときですか?
 
 
19 歳の頃に世界絵画大賞展という公募展に初めて応募し、大賞を頂きました。初めての公募展が初めての大賞を頂く機会となりました。
 
制作する日はどのようなスケジュールで進めていますか?
 
常にスケッチブックを持ち歩き、構図やラフスケッチなどが閃いた時にはそこにいつでも描けるようにしています。導き出した構図やイメージがまとまったら主に夜中や朝方に集中しキャンバスに向かい絵描いています。
 
 
 
 作品の制作手順や方法などを教えてください。
 
スケッチブックにかき溜めたラフ画を選び抜き、白いキャンバスに描いていきます。
筆跡を残したくないので、豚毛などはあまり使用せず主に羊毛やコリンスキーなど柔らかい筆や刷毛を中心に使用し描いていきます。
仕上がりのイメージは頭の中で出来ていますが色彩に関してはその時に応じで変わることもあります。なので、仕上がり間近で背景や主体となる色が全く違う色彩になり完成する場合があります。
キャンバスの側面を見て頂くことでどんな色が最初に描き始めていたんだろうと想像して見てもらうのも面白いかもしれません。
 
 
 
 
現在、力を入れて取り組んでいること
 
私自身の今の目標は国内はもちろん海外の方にも私の絵を見てもらい、西川美穂という画家を通じ「見えるものと見えないもの」という絵のコンセンプトの見えない部分においてこそ見てもらう方の心と想像力の中に芽生えるアートの世界観を伝えていきたいと思っています。
その目標に近づけるように絵を描続けています。
毎月の目標としてはコンスタントに行われる展示や販売に対応するために決めた枚数の作品制作に打ち込んでいます。展示をしながら見ていただく方の感想を聞く事で私自身も想像力の幅が広がります。
見る側の想像力を吸収し、積み重ね進化していく西川美穂という作家の作品を見て頂けたら幸いです。
 
 
 
 
将来の夢、みんなに言いたいこと
 
今は火花の赤い絵の人となっていますが、「見えるものと見えないもの」のイマジネーションの中に芽生えるアートをコンセンプトに活動を行っています。国内及び海外でも作家名と作品が知れ渡るようになることが今の最大の目標です。
イマスカのような絵の油彩画をメインで描いていますが、他に水彩画や装丁画、「まくらちゃん」というキャラクターも描いています。
きまりや法則のない現代アートの世界において国境を越えて現代アートの進化に対応しながら表現していきたいと考えてます。
1 人でも多くの方に知って頂きたいと思っておりますので気になった方は是非ホームページを見ていただけたら嬉しく思います。
 
 
 
 
 
 
 
https://mihonishikawa.jimdo.com/