
もりさこりさ

プロフィール
2003年東京都生まれ。
多摩美術大学に在学中。
現在東京を拠点に活動。
並行する別世界をテーマに制作している。
彼らは現実と並行世界とで2つの姿をもっている。
実体験や空想を融合させて場面を構成し、
彼らに現実世界の人物像を投影しながら物語を展開するように制作している。

作品を作り始めたのはいつ頃ですか?
作品を作り始めたのは高校三年生の頃です。
それまでも絵は描いていましたが油絵によって、
自分の内側に立ち上がるもう一つの世界を定着させられる感覚を得たことが大きなきっかけでした。
「絵は現実とは違う世界を立ち上げられる」という感覚を強く持ち、絵を描くことが単なる描写ではなく、
世界を構築する行為だと考えるようになりました。
それ以降、存在しているかもしれない並行世界を可視化することをテーマに制作を続けています。

これまで影響を受けた作家や表現はありますか?
特定の作家というよりは絵画、映画、文学など幅広い表現から影響を受けています。
そういった作品の物語性に表れでる象徴的なモチーフをサンプリングするようにスケッチしたりして
次の制作に活かしています。
特に、現実と虚構の境界が曖昧になるような作品や、世界観構築の強い表現に惹かれます。
現在の作風に至るまで、どのような試行錯誤を重ねてきましたか?
作品のアイデアは空想、または実体験からインスピレーションを得て生まれることが多いです。
絵のモチーフやアイデアは、アイデア帳にメモしてあり、
それらを再構築するようにどのような画面にするかイメージを組んでいます。
空想と現在が重なる感覚を手がかりに、
現実とは異なる時間や場所が重なり合うような世界を絵画の中に立ち上げています。

今回、「tagboat Art Fair 2026」に出展される作品について教えてください。
今回出展する作品では、現実と並行して存在しているかもしれない世界をテーマに、
油絵具の物質感を用いて空間や人物像を描いています。
鑑賞者が現実の延長線上に別のレイヤーの世界を想像できるような構成を意識して制作しました。
作品を見る人に、「これを感じてもらえたら嬉しい」というポイントがあれば教えてください。
作品を通して、私たちが生きている現実とは異なる世界が
同時に存在しているかもしれないという感覚を共有できたら嬉しいです。
鑑賞者それぞれが自分の記憶や感覚と重ね合わせ、別の現実を想像するきっかけになればと思っています。

今回、「tagboat Art Fair 2026」に出展される作品について教えてください。
今回は油彩を中心に、サイズの異なる作品たちが一つの響き合いを生むような、トータルな空間構成を意識しています。
最近の私の作品は、光と影の強いコントラストを追求する傾向にありましたが、
現在はその先にある、まるで柔らかなベールに包まれたような静謐な世界に惹かれています。
何気ない日常の断片を、これまでとは異なる新たな視点のフィルターを通すことで、
曖昧でいながらも確かな実在感を伴った作品群として提示したいと考えています。
現在その輪郭を丁寧に探りながら、制作を進めています。

今後の制作において挑戦したいことや意識していきたいことを教えてください。
今後は「並行世界」というテーマをより多様な視点から掘り下げていきたいと考えています。
モチーフや構図の幅を広げながら、絵画ならではの物質感や空間性を意識し、
現実とは異なるレイヤーの世界をより強く提示できる表現を模索していきたいです。
4月24日(金)ー26日(日)開催:tagboat Art Fair 2026

「tagboat Art Fair 2026」
会期
2026年4月24日(金)ー26日(日)
詳細日時
・Preview -会場限定販売期間-
4/24 (fri) 16:00 – 20:00
・Public View -オンライン同時販売-
4/25 (sat) 11:00 – 19:00
4/26 (sun) 11:00 – 17:00
※3日間どなたでもご来場可能です
会場
東京都立産業業貿易センター浜松町館 展示場2階
〒105-7501 東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝
JR/東京モノレール 浜松町駅(北口)から徒歩5分
ゆりかもめ 竹芝駅から徒歩2分
都営浅草線/都営大江戸線 大門駅から徒歩7分
チケット代
1500 円(会期中再入場可能)
※障害者手帳のご提示でご本人様、付添いの方1名まで無料
※学生証のご提示でご本人様無料
※小学生以下のお子様は無料