
佐藤しな

プロフィール
可愛い女の子と暗い世界を描く。
やりたいことや目標が明確になく、なんとなく入った大学に上手く馴染むことができず、精神的に追い込まれ、休学。
「暇つぶしに絵とか描いてみたら?」と言われたことをきっかけに、iPhoneで絵を描きはじめる。
描いた絵をSNSに投稿したところ、ひとりの方が「もっと見たい」とコメントをもらい、
それをきっかけに絵を公開するようになっていく。
作品は人物と背景で構成されており、それらの間にある境界は曖昧で、独特な世界観を生み出している。
見方によっては、人物も背景に溶け込み、とある生活のワンシーンを切り取ったかのようでもある。
それでいて描かれる人物は確実にその一瞬の主人公であり、その世界の中心として圧倒的な存在感を放つ。

作品を作り始めたのはいつ頃ですか?
大学生の頃です。
通っていた大学が合わず、引きこもっていた時に、iPhoneの無料のアプリで指を使って絵を描きました。
絵をSNSにアップした際に、1人の方が「もっと絵を見たい」と言ってくれたことがきっかけで
次第に絵を描くことに力を入れるようになりました。

作品に共通するテーマやコンセプトについて教えてください。
写真やトレス技法を使わずに、全て手で描くことにこだわっています。
自分の住みたかった世界や描きたい感情、思い出などの作品のテーマを、
なるべく多くの要素で具体的に表現し、1枚の絵の中に閉じ込めたいと考えています。

これまで影響を受けた作家や表現はありますか?
自分が子供時代を過ごした平成文化に多く影響を受けています。
キラキラと輝いて見える子供時代をいつまでも追い求めている気がします。
そのほかには女児向けアニメ作品や漫画作品にも影響を受けています。
スーパーのチラシや薬局や量販店のPOPなどの表現も好きです。
作品のアイデアは、日常のどんな出来事や風景から生まれることが多いですか?
小さい頃の思い出や、日常の中で感じたちょっとした悩みや郷愁・寂しさを絵に落とし込んでいます。
作品のしっかりとした構図や具体的な背景の要素などは描きながら考えることが多いです。
アイデア自体はお風呂に入っている時に思いつくことが多いです。

描き始めた当初と現在で、自分の中で最も大きく変化した部分は何ですか?
作品に込められた感情が変化したと思います。
当初は暗い気持ちや悲しい気持ち・絶望感などを表現することが多かったのですが、
だんだんと明るい気持ちや楽しい気持ち・優しい気持ちを表現するようになりました。
色使いも明るくなったと思います。

今回、「tagboat Art Fair 2026」に出展される作品について教えてください。
今回は新作を2点展示する予定です。
2つとも子供部屋をイメージした絵になっています。
小さい頃過ごした自分の部屋やよく遊んでいた友人たちの部屋を思い出しながら、
戻ってこない日々を懐かしいと感じながら描きました。

今後の制作において挑戦したいことや意識していきたいことを教えてください。
今よりも大きな作品に挑戦してみたいです。前々からやってみたかったのですが、
大きいサイズの作品を描くスペックのある機材をもっていなかったため、実現できませんでした。
最近ようやく機材や環境を整えられつつあるので、少しずつできたらいいなと思います。
4月24日(金)ー26日(日)開催:tagboat Art Fair 2026

「tagboat Art Fair 2026」
会期
2026年4月24日(金)ー26日(日)
詳細日時
・Preview -会場限定販売期間-
4/24 (fri) 16:00 – 20:00
・Public View -オンライン同時販売-
4/25 (sat) 11:00 – 19:00
4/26 (sun) 11:00 – 17:00
※3日間どなたでもご来場可能です
会場
東京都立産業業貿易センター浜松町館 展示場2階
〒105-7501 東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝
JR/東京モノレール 浜松町駅(北口)から徒歩5分
ゆりかもめ 竹芝駅から徒歩2分
都営浅草線/都営大江戸線 大門駅から徒歩7分
チケット代
1500 円(会期中再入場可能)
※障害者手帳のご提示でご本人様、付添いの方1名まで無料
※学生証のご提示でご本人様無料
※小学生以下のお子様は無料