濱田有美が生み出す作品群はそれぞれ味わい深くも秀逸なキャラクターを持ちます。
まるで作家自身の分身のように作られ、固有の名前が付けられた作品はひとつひとつが生きているかのようです。
コミカルな表情、独特のポージング、ポップな色合い…見れば見るほど魅力的な作品の注目ポイントをご紹介します。
濱田 有美Yumi Hamada |
想像力が生むイメージ
濱田有美が生み出すカラフルで大胆な造形。
幼いころ誕生日にもらった色鉛筆で、好きなものをなんでも絵に描いてきたという作家の飽くなき想像力が結集され、
愛らしくもシュールな生き物が生まれてくるのです。
自由を感じる「さすらい」
作家は自らが作る作品を総称して「さすらいきもの」と呼んでいます。
あてどなくさまようことを指す「さすらい」という言葉には「あるがまま」「自分らしく」生きるという意味が潜んでいると考えているのです。
のびのびと笑顔で居られる、憩いのさすらい王国を創る夢をかなえるため、作品を作り続けています。
即興で作るかたち
スケッチはせずに、頭に浮かぶイメージを一気に掴みながら作り上げる作品。
作品の鮮度が何より大事だと言います。
偶然生まれるかたちも取り入れながら、自由な発想で作られる作品は、
そばに置くだけで子どものように好奇心旺盛になれそうです。
濱田 有美Yumi Hamada |
個展
2021年
「さすらいパラダイス」gekilingallery(大阪)
2020年
「さすらい広場」gekilingallery(大阪)
2019年
「全ては椿姫とサメBOYの愛から生まれた世界なのです」uart cube(台北)
「さすらい叫」gekilingallery(大阪)
2018年
「さすらい王国」gekilingallery(大阪)
2017年
「ワレワレは今日もさすらう」Linlowギャラリー(大阪)
アートスクール大阪講師個展 Arunenギャラリー(大阪)
2016年
「さすらいキャンプ」 Linksギャラリー(大阪)
グループ展
2020年
「20page」-gekilin galleryセレクトアーティスト展- (大阪)
2016年
「the PARODY展」 KAZT芦屋 Division Art(芦屋)
「the birthday」 レクイエム工場アート 鶴身印刷工場(大阪)
2014年
「Illustration exhibition」 RECTO VERSO GALLRY(東京)
「POP JAPAN Vol.5」 Me and art gallery(オーストラリア)
活動歴
2018年
ロンドンで滞在レジデンスに参加
BEAMS JAPANにて委託販売
2017年
UNKNOWN ASIA 梅田ハービスホール(大阪)
infinity japan(台北)
ヤングアート台北
2016年
2016 plus ultra the artfair~ジ・アートフェア+プリュス・ウルトラ 参加
UNKNOWN ASIA 梅田ハービスホール(大阪)
くどやま芸術祭賞受賞
2015年
トーキョーワンダーシード公募2015入選 (東京)
2014年
アートストリーム審査委員賞受賞(大阪)