タグボート取り扱いアーティストの皆さんに、インタビューに答えていただきました。
作品制作にまつわるあれこれや、普段は聞けないようなお話などが満載です。
毎週更新していきますので、ぜひぜひご覧ください!
アーティスト カワヲワタル
小さいころから絵を描くのが好きだったのか?
好きでした。小学生の時は少女漫画の絵とかよく真似して描いてました。
学校の課題で描いた風景画などを祖母が褒めてくれて嬉しかったのを覚えています。
美術の道に進むことになったキッカケは?
自分が好きなことって何だっけ、何をしてるときが楽しいんだろう、と割と一生懸命考えて決めました。
初めて作品を発表したのはいつ、どんなとき?
作家名「カワヲワタル」で初めて作品発表したのは、2012年の「YOUNG ARTIST JAPAN Vol.5 」だったと思います。タグボートさんにはそのときからお世話になっております。
制作する日はどのようなスケジュールで進めていますか?作品の制作手順など
大まかな制作の流れは、以下のようになります。
作品のサイズ(●号)を決める、実物大で下図を描く、下図は身体の輪郭線のみ、下図を和紙に写して本画の制作開始、輪郭線以外の要素(赤い線など)は最終的な仕上がりを決めずに制作過程で描き加えていく。
画面に身体をどう入れ込むか、差し入れるかが、私の制作で大きな部分を占めているキモだと思っているので、作品のサイズ(実物大)は重要です。
本画製作は、描き加えながら、余白を含めた画面が変化していくのを観察しながら制作を進めます。これ以上描き加える要素はない、画面を活かしきった、と思ったときに完成です。
大抵は、複数の作品を並行して制作していて、日によって、手を入れる作品や行程を変えています。
現在、力を入れて取り組んでいること
年に1回は新作発表の個展を開催すること。
これまでは、のらりくらりと作家活動してきましたが、今後は年に一回は個展を開催したいと思います!
将来の夢、みんなに言いたいこと
コンスタントに作品を発表して、その作品に需要があって、制作だけで食べていけるようになれたら嬉しいです。
カワヲワタル、覚えやすい名前なので、名前だけでも覚えて帰ってください。
1982年 青森県生まれ
2012年 多摩美術大学造形表現学部(夜間)造形学科 卒業
〔個展、グループ展〕 2013年「 ワンダーシード2013 」 トーキョーワンダーサイト本郷
2014年 個展「 手繰る 」 GALLERY MoMo Projects
2015年「 夜間実験 」アキバタマビ21
2016年「 ワンダーシード2016 」トーキョーワンダーサイト渋谷
2017年「 Independent TOKYO 」ヒューリックホール
2018年「 カワヲワタル展 」Gallery Q など多数
〔受賞〕 2015年 第6回 アダチUKIYOE大賞 受賞
2016年、2017年 堂島リバーアワード2016 入選