アート作品の購入にはいろいろなエピソードが詰まっています。お気に入りの作家との出会いや、作品を購入するきっかけとなった出来事、また作品が届いてからの想いなど。今回はタグボート取扱い作家・工藤千紘の作品をご購入されたゆかりさまのエピソードをご紹介します。
ゆかり 49歳・女性・兵庫県在住 |
工藤千紘さんの作品がどうしても欲しくて、ずっとチェックをしていました。
なかなかタイミングがあわず、やっと売り出したときは手が震えました。作品を購入できた時は、嬉しくて仕方ありませんでした。
作品と一緒にはがき大のカードも同封されていて、とても嬉しかったです。作家さんをとても身近に感じることが出来ました。カードのお礼を伝えたいけれど、どうすればその気持ちを伝えることが出来るのでしょうか。
「緑のなか」工藤千紘, 18 x 14 cm, キャンバスに水彩、油彩
「息をつく」工藤千紘, 41 x 31.8 cm, キャンバスに水彩、油彩
工藤さんの作品は、絵が文句なしに可愛くて、でもほんわかと可愛い中に毒があります。見ていて、その時々で受ける印象が違います。どんな方なのかな、どんなふうに作品を描いているのかな、どんな思いをもってこれを描かれたのかな、など、あれこれ思いを巡らせています。
作品は自室に飾っていますが、玄関において家に来る方の目に触れるところに飾るのもいいなと考え中です。目に留まって、その方たちにも作品から受ける印象をあれこれ考えていただければいいなと思います。
作品の展示会などには、なかなか行くことが出来ないので、ネットを通じて購入できるタグボートはお気に入りです。
これからも工藤千紘さんの作品を集めていきたいと思っています。
工藤千紘 Chihiro Kudo 作品ページはこちら |
有難いエピソードをありがとうございます。お気持ち受け取りました。
「緑のなか」「息をつく」どちらも偶然性を大切にした作品です。
偶然は起きるか起きないかわからないものですが、それを期待して過ごす余裕があるだけで豊かになれるように思います。
なので偶然現れた色や筆跡を残し、大切に描くことで日常に溶け込みながら希望を持てる作品にしました。
ゆかりさまが感じ取ってくださったことは描く上で大事にしていることなので、絵を通じて共感してくださったことを嬉しく思います。
この度は本当にありがとうございました。