タグボート取り扱いアーティストの皆さんに、インタビューに答えていただきました。
作品制作にまつわるあれこれや、普段は聞けないようなお話などが満載です。
毎週更新していきますので、ぜひぜひご覧ください!
小さいころから絵を描くのが好きでしたか?
父親が日曜日に子供のお絵描き教室をやっていたので
好きか嫌いかわからない頃から一緒に描いていました。
多分好きだったのでしょう。
美術の道に進むことになったキッカケは?
小さな頃から絵を描く環境にあったので将来は何れにしても
絵に関わる仕事をしていると思っていました。
小中学の頃はずっと図画工作5、様々な絵画コンテストで賞を
頂き、高校は美術科だったのでもうそちらの方向に進むしかないと..。
大学で音楽バンドばかりやっていて学校も違う科にばかり遊びに行っていました。
その後デザイン事務所に入り1からデザインを教えてもらい2社目の頃から
イラストを描き始め、様々な公募展に応募し、数々の入賞、入選のおかげで
仕事を頂けるようになりフリーのイラストレータとなりました。
しかし本来は宇宙飛行士になる夢の次に自由に絵を描くのが生きる喜びだと
いうことに気づきいわゆる自分の絵を描くようになりました。
「髭女装」活動中のレディシロウさん
初めて作品を発表したのはいつ、どんなときですか?
アマチュアでは高校の時、大きな100号くらいの油絵のグループ展
イラストでは1991年渋谷のギャラリーアートワッズでの個展が最初です。
アートでは2010年頃からタンバリンに絵を描くようになり
目黒碑文谷のライズギャラリーで発表したのが始まりかと思います。
制作する日はどのようなスケジュールで進めていますか?
行き当たりばったりです。
気分が乗ったらいつでも描きますし、締め切りがあったら嫌でも描きます。
作品の制作手順や方法などを教えてください。
何でもありなので鉛筆からボールペン、アクリル、フォトショップまで
紙もわら半紙から和紙、クロッキー帳、キャンバス、板まで何でもありです。
現在、力を入れて取り組んでいること
髭女装のレディシロウで描いているハッピーキラキラ似顔絵&妄想ヌード
はイベントなどでお客様と向き合い、コミュニケーションをとりながら、
その方のいいところ、輝いてる部分を更に引き出したり、
自分もパワーを頂いて、鉛筆とラメ入りのマニキュアで描いています。
その方向性をもっと極め、発展させたいです。
ひとり部屋で自分の世界を描くのはもちろん続けますが
人との出会いで、いろいろな気の混じった空間で、思いがけない、
反応発想発見がやってくることにワクワクします。
将来の夢、みんなに言いたいこと
お城で優雅に絵を描く。
誰の心も解放され、理由なき美に満ち溢れた世界
好きなことをして暮らしてゆける社会へ。
1959年 名古屋生まれ。東京在住。
愛知県立旭丘高校 美術科 卒業。
東京造形大学 絵画科 卒業。
企画 デザイン会社2社 4年勤務後
フリーイラストレーターに。
日本グラフィック展、イラストレーション展
リキテックスビエンナーレ.など入選。
ヤングジャンプ「金の熊賞」佳作賞。
ソニークリエイティブグランプリ 銅賞
FROM A The ART 日本展優秀賞
(フランス マルセイユ ショイヤ宮にて作品展示)
第2回ダ・ヴィンチ キャラブック大賞 銅賞など
個展17回 グループ展多数。
キラキラハッピー似顔絵やバンド(ドラム担当)、心の開放と差別、偏見をなくす為の「髭女装」活動も行なっています。