
オオタキヨオ

プロフィール
京都大学工学部建築学科卒東京大学大学院工学系研究科技術経営コース修了
金融機関にてストラクチャード・ファイナンス業務に従事し、通貨、論理、スキーム、システムといった、
社会における仮想的な構造の構造美を追求していく日々の中で、現実的な構造美を表現すべく、制作活動を開始。
現実の3次元の構造・機能を抽象化した、内面の美を表現している。
例えば、三次元グリッドの中に存在しないものを”くり抜く”ことで存在させるという作品は、
哲学における存在論をテーマにしている。存在するものと存在しないものを鑑賞しながら行き来する事で、
世の中に蔓延る「自分と他人」 「正義と悪」「敵と味方」といった二元論によるものの考え方を問い直す。
見たことのない仕掛けを次々と発明し、今後もその勢いはとまりそうにない 。
圧倒的なステータスを有する作家として、さらなる飛躍が予想される。

作品を作り始めたのはいつ頃ですか?
物心がつく頃から建築に強い興味を示していて、工事現場にかじりついて離れない子供で、
建物のイメージを描いたり、幾何学的な作図をしたり、鉄塔の模型を棒を使って作ったりしていました。
作品制作の原点だと思います。

アーティストを目指すようになったのは、どのような経験や思いがきっかけでしたか?
大学の建築学科に入学した後、様々な勉強をしていくうちに社会や経済への興味が強くなり、
世界や日本を良くしたいとの思いから、建築を離れて金融業界に就職しました。
しかしながら、その後リーマンショックが起き、金融業界において想像力を働かせ必死で積み上げたものは、
外部要因によって一瞬で崩れ落ちるものだと実感しました。
それは、いわば”ハンナ・アーレント”が著作”人間の条件”にて示した”労働”と”仕事”の関係における”労働”であり、
誰でもできて、消費されるものでした。
それに対して、自分の死後でもなお永遠に残る”作品”をつくる”仕事”をしたいと思い、アートを志しました。

作品に共通するテーマやコンセプトについて教えてください。
はじめは金属棒を組み合わせたりして作品を作っていたのですが、3DCGから3Dプリントを使うという手法に出会い、
表現可能な幅や生産性にハマりました。
現在では3Dプリントを使いつつも、大きな作品を制作する際に金属棒を組み合わせるという
初期の手法も活用しています。

作品のアイデアは、日常のどんな出来事や風景から生まれることが多いですか?
アイディアを出そうとして出てくるということはあまりなく、街を歩いている時や美味しいものを食べている時などの
ふとした瞬間にアイディアが閃くタイミングがあり、それをメモしてスケッチをしてネタ帳を貯めています。
制作工程や素材について教えてください。
① 作品のアイディアが閃いたらすぐにメモ
② メモをもとにデジタル上で3DCGで作品を制作
③ 設計図や3Dプリンタを用いて作品の原型を現実化
④ 作品の原型を接合、研磨、塗装を施すことにより完成

今回、「tagboat Art Fair 2026」に出展される作品について教えてください。
“動き”を意識した立体作品を出展します。
インスタレーションの要素を持つ大きめな作品もありますので、鑑賞する際には大き動きで前後左右から
作品に回り込みながら様々な角度から見て体験していただければ幸いです。

今後の制作において挑戦したいことや意識していきたいことを教えてください。
街や建築において行き交う人が日常的に目にする作品、パブリックアートを制作したいと思っています。
最近では大きな作品、金属製の作品を作る機会が増えてきていますが、
より多くの場所で作品を見てもらいたいと思います。
4月24日(金)ー26日(日)開催:tagboat Art Fair 2026

「tagboat Art Fair 2026」
会期
2026年4月24日(金)ー26日(日)
詳細日時
・Preview -会場限定販売期間-
4/24 (fri) 16:00 – 20:00
・Public View -オンライン同時販売-
4/25 (sat) 11:00 – 19:00
4/26 (sun) 11:00 – 17:00
※3日間どなたでもご来場可能です
会場
東京都立産業業貿易センター浜松町館 展示場2階
〒105-7501 東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝
JR/東京モノレール 浜松町駅(北口)から徒歩5分
ゆりかもめ 竹芝駅から徒歩2分
都営浅草線/都営大江戸線 大門駅から徒歩7分
チケット代
1500 円(会期中再入場可能)
※障害者手帳のご提示でご本人様、付添いの方1名まで無料
※学生証のご提示でご本人様無料
※小学生以下のお子様は無料